プランター園芸におすすめのハサミ、クラフトチョキのご紹介

2025年5月14日

プランター園芸をしていると「物を切る」機会が非常に多いのですが、私は育てている植物の種類が増えてきたため、現在使っているアルミ剪定鋏だけでは不便に感じる事が多くなってきました。

今回園芸ハサミのロングセラーであるアルス クラフトチョキを入手して使ってみましたので、その使用感をお伝えします。多用途に使える園芸ハサミを探している方にぜひ参考にして頂きたいです。

アルス クラフトチョキ

整枝、収穫、園芸用品のカット(麻ひも、土袋、肥料袋、ネットなど)、花のお手入れなど、園芸・農作業・家庭菜園・生花のあらゆるシーンで活躍します。

スポンサーリンク

私がこのハサミを使おうと思った理由

私は本格的にプランター園芸を始める前からコナラ(どんぐり)ヤマモミジの鉢植えを育てているのですが、これらの剪定作業を行うためにアルミ製の剪定鋏を用意して、それをずっと使っていました。

角利(KAKURI) アルミ剪定鋏

シャープな切れ味で、生け花や植木などのお手入れの必需品。草花や小枝の切断に。管理人もこれを使っています。

このタイプの剪定鋏は大きな力をかける事が出来るため枝の剪定がやりやすく、コナラやヤマモミジの様にどんどん枝が伸びる植物の手入れには最適でした。

これらの植物は枝を剪定する機会も多いので、現在もこのアルミ剪定鋏は大活躍してくれています。

しかし私は最近椿やラベンダー、アサガオなどの植物も育てていて、これらの植物の手入れは花がらを摘んだり、痛んだ枝葉を取り除いたりといった細かい作業が中心です。

スポンサーリンク

アルミ剪定鋏は枝の剪定の様な力が必要な作業は得意ですが、刃先を使った細かい作業はやりやすいとは言えないです。特にラベンダーのような植物の手入れがしにくく、元気な部分まで切ってしまいそうになります。

アルミ剪定鋏でラベンダーを剪定しようとしているが、元気な部分まで切りそうになっている
アルミ剪定鋏は細かい作業に向いていません。

育てる植物の種類が増えるごとに細かい作業を行う機会も増えて行き、小回りの利かないアルミ剪定鋏だけではストレスを感じる作業が多くなってきました。細かい作業をストレスなく行える園芸ハサミが欲しいと感じました

そこで園芸ハサミを探した所、このアルス クラフトチョキの評判が良いという事を知りました。これが今回私がこのハサミを使おうと思った理由です。実際に使用してアルミ剪定鋏との使用感の差を確かめてみます。

プランター園芸にオススメのハサミ、クラフトチョキ
見た感じ細かい作業に向いていそうですが実際はどうでしょうか?

スポンサーリンク

クラフトチョキの外観

未開封時の外観

クラフトチョキはこんな感じでブリスターパックに入っています。私が買った時点(2025年4月)では実勢価格は1,300円程度でした。お求めやすい価格ではないでしょうか?

裏面はこんな感じで、商品説明や注意書きが記載されています。

スポンサーリンク

実際に持ってみた印象

ブリスターパックから取り出して実際に持ってみました。

私は男性としては手が小さい方で平均的な女性より少し大きいくらいなのですが、このハサミは持ちやすい印象です。軟質樹脂のグリップが適度に柔らかく手が痛くなりにくそうです。

軽く空打ちしてみましたが稼働もスムーズです。軽い力でシャキシャキ動きます。先端部分が細いので、入り組んだ部分にハサミを入れる時も作業しやすそうです。

付属の鞘を付けてみました。私は園芸ハサミに防錆スプレーをして保管しておくので、鞘があると周りが汚れにくくて便利だと感じました。嬉しい配慮です。

スポンサーリンク

実際に使ってみました

持った感じは好印象でしたが実際の使い心地はどうなのか、早速試してみます!

椿の花がらを摘んでみました

我が家の椿の鉢植えは種から育てた実生株なのですが、今年(2025年)の4月に初めて花を咲かせてくれました。

5月に入って花もあらかた終わり花がらだけが残っている部分が多くなりました。この椿には来年も花を咲かせて欲しいので、実を付ける前に花がらを摘む作業をやってみます。

このくらいの作業ならアルミ剪定鋏でもできない事はないのですが、根元からキレイに切ろうとするとかなり慎重に刃を入れる必要があります。乱暴にハサミを入れると枝や葉を傷付けそうです。

スポンサーリンク

改めてクラフトチョキで同じ部分にハサミを入れてみると、やはり先が細いので作業がしやすいです。アルミ剪定鋏に比べて狙った部分にストレスなくハサミを入れる事ができます。

このままスパッと切断、切れ味も抜群です!

この作業はアルミ剪定鋏よりクラフトチョキの方が圧倒的にやりやすいです! やはりこのハサミは繊細で細かい動きが要求される作業に向いているようです。

スポンサーリンク

椿の枝を切り戻してみました

今度はもう少し太さのある物を切ってみます。株の内側に向かっていて、このまま伸びると邪魔になりそうなこの枝を切ります。

ハサミを入れて切り落とします!

この枝の太さは約3mmといった所でしょうか。軽い力でスパッとキレイに切断できました!

スポンサーリンク

続いてはこちらのもう少し太い枝を切ってみます。

この枝もハサミを入れて切り落とします!

先ほどの枝の時よりは力が必要でしたが、それでもスムーズに切断する事が出来ました。この枝の太さは約5mmでした。

園芸ハサミ(クラフトチョキ)で切った椿の枝、太さ約5mm

実際に作業してみて私はこの作業なら力のかけやすいアルミ剪定鋏の方が向いていると感じましたが、クラフトチョキでも問題なくこなせます。

なお、パッケージによるとクラフトチョキで切断できる枝の太さの目安は6mm程度との事です。

スポンサーリンク

コナラの枝を切り戻してみました

もう少し固いものを切ったらどうなるかも試してみます。我が家には15年目になるコナラの鉢植えがあります。この株もどんぐりから育てている実生株です。

この鉢にある、もう葉を付けない枯れ枝を切ってみます。赤丸で囲った枝がそれです。

椿の枝と同じようにハサミを入れて切り落とそうとしますが…結構力を入れないと切れなさそう!

枝を切断する事はできましたが椿の時に比べてかなり力が必要でした。この枝の太さは3mmほどで先ほど切った椿の枝より細いのですが…広葉樹の枝は固い! 同じ太さでも頑丈さが全然違う印象です。

スポンサーリンク

一応、もう少し太い部分も切れるかどうか試してみます。今度も赤丸で囲った部分を切ってみます。この部分の太さは約5mmです。

実際にハサミを当てて力を入れてみたのですが…これはダメな感じです。乱暴に力をかければ切れない事はなさそうですが、刃を痛めてしまいそうです。

広葉樹などの固い枝を切る時はやはり力のかけられるアルミ剪定鋏の方が向いている様です。細い枝ならクラフトチョキでも切れない事は無い…といった感じでした。

アルミ剪定鋏ならこの枝も簡単に切れそうな感じでした。

スポンサーリンク

私がこのハサミを使ってみた感想

とても使いやすい園芸ハサミで、販売累計1,000万丁のロングセラー商品になるのもうなづけるクオリティです。特に細かい作業に向いています。先端が細くコントロールしやすいため花の茎や花がら、柔らかい枝などを切る作業が非常にやりやすいです。

一方、太い枝を切るなどの力のいる作業には向いていないと感じました。そのためこのハサミが苦手な作業に向いている、大きな力のかけられる剪定鋏を一緒に持っておくと良いと感じました。

アルス クラフトチョキ

整枝、収穫、園芸用品のカット(麻ひも、土袋、肥料袋、ネットなど)、花のお手入れなど、園芸・農作業・家庭菜園・生花のあらゆるシーンで活躍します。

角利(KAKURI) アルミ剪定鋏

シャープな切れ味で、生け花や植木などのお手入れの必需品。草花や小枝の切断に。管理人もこれを使っています。

ラベンダーの枯れ枝を剪定しました

我が家には小さなラベンダーの鉢植えがあります。私がクラフトチョキを使ってみようと思った理由はこのラベンダーの手入れがしたかったからです。

この株は2年目になるのですが、冬を越した際に色の悪くなった部分が多くなってしまいました。

これらの枯れ枝を取り除いてやりたいと思っていたのですが、私が持っているアルミ剪定鋏では作業が非常にやりにくく、元気な部分まで一緒にカットしてしまいそうでずっと手を出せずにいました。

アルミ剪定鋏でラベンダーを剪定しようとしている

小回りの利かないアルミ剪定鋏でこの作業をするのは不器用な私には難しすぎる…

スポンサーリンク

でも今回、細かい作業がしやすいクラフトチョキを手に入れたのでこのラベンダーを剪定してやりたいと思います。このラベンダーは花芽が出てきているので、これを切らない様に慎重に作業していきたいと思います。

目についた所から早速剪定したいと思います。まずはここ!

枯れた部分に狙いを付けてハサミを入れます。先端が細いおかげで剪定したい部分だけをしっかりとらえる事が出来ました。

そのまま見事枯れた部分だけをカット出来ました!

アルミ剪定鋏では難しかった剪定作業がこんなに簡単に出来てしまった…クラフトチョキってすごい、使いやすさに感動です!

スポンサーリンク

この調子で枯れた部分に次々ハサミを入れていきました!

入り組んだ部分にもハサミがするっと入るし、切れ味は抜群だしで気持よく作業を進める事が出来ました。ラベンターって剪定するといい香りがするんですよね。この作業してるとちょっとおしゃれな気分になれます。

作業していて一番驚いたのがコレで、 切れ味鋭いクラフトチョキはラベンダーの薄い葉もスパッとカットする事が出来ます。刃先の切れ味があまり鋭くないアルミ剪定鋏では絶対に出来ない作業です。このハサミ買ってよかった…

スポンサーリンク

そして剪定が終わったラベンダーの鉢植えがこちらです!

写真だとちょっと分かりにくいですが、枯れた部分の大半が取り除かれて見た目がかなりキレイになりました! ずっと気になっていた手入れが出来て安心しています。

このくらい枯れ枝を剪定しました。結構たくさん切りました!

こういった細かい作業も大変やりやすいクラフトチョキ、プランター園芸をやるならぜひ持っておきたいおすすめの一丁です! 私もこれからどんどん使っていこうと思っています。

アルス クラフトチョキ

整枝、収穫、園芸用品のカット(麻ひも、土袋、肥料袋、ネットなど)、花のお手入れなど、園芸・農作業・家庭菜園・生花のあらゆるシーンで活躍します。

私はX(旧Twitter)もやっていますので、こちらも良ければ見てみて下さい!

私のおすすめ オルトランDX粒剤

厄介なアブラムシなどの害虫対策におすすめ!土にばらまくだけで簡単に使えます。根から植物に吸収される浸透移行性の殺虫成分を2種類配合しており、植物全体を害虫から守る予防的効果が長く続きます。

スポンサーリンク

コメント

この記事にはまだコメントがありません。

コメントを書く

コメントをぜひお寄せください。送信していただいたコメントは運営者の承認後に表示されます。
※が付いている項目は必須項目です。

記事のシェアをお願いします!

プランター園芸日記運営者 きゅいたろう

運営者:きゅいたろう

プランター園芸3年目の初心者。山でなにげなく拾ったどんぐりを土に埋めたら芽が出て、それがきっかけで種から植物を育てる楽しさに気付きました。最近自宅にプランターを置くスペースが無くなって来たのが悩みです。本職はWebディレクター。