シャープな切れ味で、生け花や植木などのお手入れの必需品。草花や小枝の切断に。管理人もこれを使っています。
重曹でアルミ剪定鋏のサビを落としました

私はアルミ製の剪定鋏を使っているのですが、何年も使っているのでサビが目立つ様になってきました。サビが目立つ鋏は見た目も良くないし不衛生さで植物に悪影響を与えるかもしれないので、アルミ素材に影響を与えにくい重曹を使ったサビ落としを試してみました。
目次
現在の剪定鋏の状態
私の剪定鋏は10年以上使っているのですが、プランター園芸を本格的に始めてから使用頻度が激増。使用後に軽く洗ってヤニ取りスプレーを使う程度の手入れはしているものの、だんだんと刃の部分にサビが目立つ様になってきました。

刃の部分のサビが広がってきており、植物を剪定する時に気になるレベルになってきました。切り口にサビが触れそう…というかもう若干触れている状態です。

刃の部分を改めて確認すると赤サビと、黒く変色している部分が刃の部分やカシメの部分に広がっている状態です。


黒い変色は酸化被膜で見た目は悪いものの衛生的には無害らしいので、今回は不衛生で見た目も悪い赤サビを落としてみたいと思います。
サビ落としに何を使うか
金属のサビ落としについて調べるとクエン酸を使う方法がたくさん出て来ます。しかし私の剪定鋏はアルミ製。アルミ製品にクエン酸を使うと腐食の恐れがあるのであまり使いたくありません…。
さらに調べた所重曹もサビ落としに有効だという事を知りました。サビは鉄が酸化して出来たものなので、重曹でその逆の還元をして落とすのが有効との事でした。そこで今回はアルミに悪影響を与えにくい重曹を使ったサビ落としに挑戦してみます。

実際のサビ落としの手順
ここからは実際に私が行ったサビ落としの手順をご紹介します。
剪定鋏の汚れを落とす
サビ落としをする前に剪定鋏に付いた汚れを落とします。私は普段の剪定鋏の手入れに使っているヤニ取りスプレーを使って汚れを落としました。

園芸刃物に付着した樹液(ヤニ)や汚れを効果的に除去します。除去後は特殊なオイル被膜を形成し、ヤニの再付着、サビを防止します。
このスプレーの使い方は簡単で、まず刃の部分に直接スプレーします。

十分スプレーを吹きかけたら5分程度そのまま置いておき、その後布で拭き上げます。

剪定鋏を拭いたら布が赤サビだらけに…。しっかり手入れしなかった結果ですね、反省します。でもこれで汚れは落ちました!

重曹を溶かした水に剪定鋏を漬ける
次に剪定鋏を重曹を溶かした水に漬けます。水1リットルに対して重曹40~50gを用意します。

用意した重曹を水に溶かします。

よくかき混ぜたら、剪定鋏をその中に漬けます。

あとはこのまま数時間置いておきます。これでサビが落ちやすくなるそうなのですが、どうなるでしょうか?
金たわしでサビをこすり落とす
私は剪定鋏をこのまま5時間ほど置いてみました。5時間後に様子を確認した所、こんな感じになってました。

見た感じ変化はあまりなさそうです。水から引き揚げてみます。


…正直、これだけだとぜんぜんサビが落ちた感じがしません。ただサビ落としとは関係ないですが、刃の部分の色合いが若干変わって黒光りするようになりました。見た目がかなりかっこよくなった気がします。これも重曹の効果なのでしょうか?
ここから金たわしを使ってサビをこすり落としていきます!

実際にこすると重曹のおかげか赤サビが面白いように落ちます! これはかなり効果がある感じです。刃の先の部分は、こする前はこんな感じでかなり赤サビが目立っていましたが…

金たわしでこすったらこの通り、写真だと分かりにくいですが赤サビはほとんど落ちて、黒い酸化被膜だけが残っている状態になりました。

反対の面も金たわしでこする前はこの通り赤サビが目立っていた状態でしたが…

赤サビが全部落ちて黒い酸化被膜だけになりました!

カシメの周りなどの細かい部分も金たわしでこすってサビを落とします。

一通りサビを落とし終わったら、剪定鋏はこんな感じになりました!




正直言って仕上がりは微妙です…。確かに赤サビはほぼ落ちたのですが、黒い酸化被膜が全部残っています。酸化被膜は衛生的には問題ないそうなのでこれで機能的には何の問題もないのですが、やっぱり見た目がイマイチ…
ひょっとしたら重曹に漬ける時間をもっと長くしたら何か変わるかもしれないと考えました。そこでこの剪定鋏を一日重曹に漬ける事にしました。長時間漬けたら何か変化は現れるのでしょうか?

剪定鋏を重曹に一日漬けた結果
剪定鋏を再び重曹に漬けそのまま一日置いておきました。変化はあったのでしょうか…
残念ながら大きな変化なし
重曹に一日付けた後、剪定鋏はこんな感じになりました。


アルミ部分が相変わらずいい感じに黒光りしていますが、黒い酸化被膜には変化がなさそうです。金たわしで黒くなった部分をこすってみます。

こすった後はこんな感じで、赤サビはキレイに落ちましたが黒い部分には変化なしです。

最後にペースト状にした重曹を歯ブラシに漬けて、これで磨くのを試してみました。


これも残念ながら変化はありませんでした。しかし歯ブラシは先が細いため金たわしが入らなかった細かい所まで入ってくれるので、金たわしで取り切れなかった赤サビを全部取る事が出来ました!

これ以上変色を落とす事は不可能に感じたので、重曹でのサビ取りはここまでにします。変色を全部取ることは出来なかったものの、赤サビはしっかり落とす事ができました!
サビ止めスプレーで仕上げる
せっかくサビ落としした剪定鋏がまたすぐにサビてしまわないように、仕上げにサビ止めスプレーを剪定鋏に使います。

道具の使用後にドロや水分を取ってサッと吹きつけるだけでサビを防いでくれるスプレーです。金属との親和性がよく浸透性が強いため、金属接触面の隙間に速やかに浸透します。
このスプレーも使い方は簡単で、鋏の泥や水分を落とした後にサッと吹き付けるだけです。剪定鋏に付いた重曹を洗い流し、乾いた布で拭いた上でスプレーしました。

何回か鋏を空打ちして、スプレーを稼働部までなじませたら仕上げは完了です。スプレーのおかげで剪定鋏の稼働がスムーズになりました!
サビを落とした後の剪定鋏と私の結論
最終的にサビを落とした後の剪定鋏はこんな感じになりました!



黒い酸化被膜は残ったものの、不衛生な赤サビは全部落とす事が出来ました! また重曹に漬けた後に刃の部分がうっすら黒く変色ました。この後実際に枝を切ってみたのですが、汚れとサビが落ちて稼働がスムーズになったせいか、幾分切れ味も回復した気がします。
今回重曹を使ったサビ落としを実際に試してみて分かった事は以下の通りです。
- 赤サビ落としに重曹は非常に有効。数時間漬けた後に金たわしでこすれば赤サビは落ちる。
- 金たわしが届かない細かい部分には、ペースト状にした重曹を付けた歯ブラシが有効。ペースト状の重曹で磨いても赤サビは良く落ちる。
- 黒い変色(酸化被膜)は重曹では落とせない。
- 重曹にアルミ剪定鋏を漬けると黒く変色する。私はこの変色は好ましいと感じたが、変色が気になるとしたら重曹に漬ける方法は使えない。
結論としては重曹はサビに大変有効で、オススメできるサビ落としの方法です! お手持ちのアルミ製剪定鋏のサビが気になる方は、ぜひ今回ご紹介した方法を試してみて下さい。
次回の課題は今回落とす事が出来なかった黒い酸化被膜を落とす方法を探す事かなと考えています。多分クエン酸が有効だと思うのですが、鋏が痛むというのが気になる所です。この記事をご覧になっている方で、もし何かいい方法をご存じの方がいたらぜひコメント欄で教えて下さい!
今回サビ落としした剪定鋏にはまだまだこれからも活躍してもらいます!
シャープな切れ味で、生け花や植木などのお手入れの必需品。草花や小枝の切断に。管理人もこれを使っています。
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