実生バラを鉢上げしました
私が種から育てている実生バラたちも成長して、種まきポットでは狭く感じる様になったので4号鉢への鉢上げを行いました。その時の様子をお伝えします。
私が今年種まきした実生バラが花を咲かせてくれました! バラは種から育ててもすぐ花が咲くらしいという事は知っていたのですが、無事花を咲かせる事が出来てとても嬉しいです。今回はその時の様子をお伝えします。
鉢上げをした後も実生バラは順調に成長してくれました。鉢上げの時の様子はこちら。
私が種から育てている実生バラたちも成長して、種まきポットでは狭く感じる様になったので4号鉢への鉢上げを行いました。その時の様子をお伝えします。
変化に気付いたのはこの日。これは鉢上げの時に撮影した写真なのですが、この時一株だけ取りまきした株と一緒に置いておいたこの茶色い鉢に植わっている株に変化がありました。
この日の茶色い鉢の株の様子はこんな感じでした。鉢上げ後に成長して株全体が少し大きくなり、さらに株の先端部分に今までと違う形のものが出て来ました。
こんな感じで膨らんでいて、葉芽とは明らかに違う形をしています。これってひょっとしてつぼみ? 花が咲く可能性が出てきて俄然やる気が出て来ました!
この頃の新潟は雨の日が多かったのですが、その影響か種まきポットを置いていた場所で育てている株達には嬉しくない変化がありました。
この株達を置いているのはベランダで、風はしのげるのですが雨が当たります。雨が当たるから水やりにあまり神経質にならなくていいな、とかのんきに考えていたのですが…
なんと、うどんこ病が発生してしまいました。バラは病気になりやすいとは聞いていたのですがまさかこんなにすぐ病気になってしまうとは…バラを育てるのは難しいというのは本当ですね。ましてや種から育てるとなるとなおさらそう感じます。
このままにはしておけないのですぐに対処します。手持ちの薬でうどんこ病に効果がありそうなのはこれ! いろいろな虫・病気に効果があるベニカXネクストスプレーを使います。
花、庭木、野菜(トマト・きゅうり・なす・キャベツ・レタス・リーフレタス・メロン)など幅広い植物に使える、化学防除成分と物理防除成分を組み合わせた殺虫殺菌スプレーです。
こういうスプレータイプの農薬は値段が高いですが異常に気付いた時点ですぐに使えて便利です。早速バラに使いました。
薬剤が葉からしたたるくらいタップリかけて処置は処置は終了です。これでうどんこ病の進行が止まってくれればいいのですが…
幸いうどんこ病にかかってない株が1株あったので、この株は場所を移動しました。
うどんこ病にかかってしまった株達ですが、ベニカXネクストスプレーの効果で病気の進行が止まった様です。
こげ茶と白の鉢に植わっている2株はつぼみを付けた株と同じ種類と思われるのですが、葉は多いもののつぼみを付けるような気配はありません。置いた場所によって成長の仕方にここまで差が出るとは思わなかったです。
うどんこ病の影響はあるものの、つぼみが付いた株より葉も多くて強そうな気がしています。
こちらの種類の株はうどんこ病の影響が大きいのが気にかかっています。悪くなった葉は取り除いた方がいいんだろうか…? もっと大きい株なら迷わず取り除くのですが、この大きさの株で葉を取り除いてしまうとそのまま枯れてしまいそうで悩むところです。
こちらはつぼみを付けた株です。ベランダに置いていた株で唯一うどんこ病にかからなかった株にもつぼみが付いて、つぼみを付けた株は2株に増えました。
株の体力を考えると本当は花を咲かせずつぼみは摘んでしまう方が良いと思うのですが、今回どうしても花が見たいと思ったので、このまま花が咲くまで育てる事にします。
この日、最初につぼみを付けた株にまた変化がありました。
こんな感じでつぼみがほころんで来ました。
どうやらこの株は黄色の花を咲かせてくれるみたいです!
もう一つの株は咲くまでにはまだ時間がかかりそうです。
この日実生バラの様子を見に行ったら、さらにつぼみが開いていました。
今にも咲き出しそうな淡いつぼみ!
この日も実生バラの様子を見に行くと、おや…?
実生バラに近づいてよく見てみると…
花が咲いてる!
種をまいてから84日目にして、ついに花を咲かせる事に成功しました!
後姿はこんな感じです!
種から育てた株が花を咲かせてくれるのは本当に嬉しいです。しかしこのバラ、私が想像していたのとはかなり違う形の花でした。
もっといかにもバラ! といった感じの花を咲かせると勝手に想像していたのですが、花びらは黄色とピンクの2色で、縁の部分がカールしています。株がまだ小さいせいもあるのでしょうが、とても繊細な印象を受ける花です。
私の知識では言われなければバラだと分からないくらいです。このバラ、なんて品種なんでしょうね? もしこの記事をお読みの方で分かる方がいらっしゃったら、ぜひコメント欄で教えて下さい。こんな複雑な形の花を咲かせるのだから、多分園芸品種なのではないかと思っています。
もう一つの株のつぼみも順調に大きくなっています。こちらの株はどんな花を咲かせてくれるのか楽しみです!
花の様子はどうなってるかこの日も確認しに行ってみると、おや?
花の色が変わっているような? 実生バラの鉢に近づいてよく見てみると…
花びらがピンクになってる! この株は黄色の花だと思っていたのですが、どうやらピンクの花を咲かせる品種だったようです。1日で花の色がこんなに変わるなんて驚きです。
繊細な感じだった昨日の色もいいけどこの色もいい! 一輪の花で二つの違う表情を楽しむ事が出来ました。バラってすごい、キレイ!
もう一つの株のつぼみもかなりほころんできました。ピンクの花びらが覗いているので、こっちの株は最初からピンクの花が咲くのかな? こちらの花も楽しみです。
この日、もう一つの株も花を咲かせてくれました!
この株は鮮やかな橙色の花を咲かせてくれました! この写真だとかなり赤みが強く見えますが、実際の花は橙色でした。
先に開花したピンクのバラと並べるとこんな感じで、同じ株から採れた種から育てた兄弟なのに花の色が大きく違います。また花の形も若干違います。
後姿はこんな感じです。
実生バラは親と同じ形質になるとは限らないと聞いていましたが、株によってここまで花が違いが出るとは思っていなくてとても驚いています。まだ花が咲いていない株がどんな花を咲かせてくれるのか、今後の楽しみがまた増えました!
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英国園芸の真髄を知り尽くしたケイ山田と共同で開発した最高級のバラ専用培養土です。バラに特化した厳選素材をプラスしています。
Twitterもやっていますので、こちらもぜひご覧ください。
種から育てた実生バラを作るのに挑戦しています。バラはあまり種から育てるという事をしないらしいのですが、あえて種から育てて立派な花を咲かせるのが目標です。育成の様子は以下からご覧いただけます。
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